ハグロソウとキツネノマゴ
萌の散歩道で、ハグロソウの花を見かけるようになりました。
小さな花ですが、薄暗い散歩道で意外と目につきます。蕾は、ちょっと大きめの苞葉に守られています(On mouse)。
一般的に見る花に比べて、とても変わった形をしています。花冠は2唇形、下唇は丸く大型で、上唇はやや細く先が反りかえっています。「オシベ2個、メシベ1個」とあります。一見、オシベが4個あるように見えますが、2個の花糸の先に各々2個の葯がついています。
キツネノマゴ科ハグロソウ属ハグロソウ(Peristrophe japonica (Thunb.) Bremek. var. subrotunda (Matsuda) Murata et Terao)。
ついでに、キツネノマゴ科の花をもう一つ掲載します。
こちらは更に小さな花をつける、キツネノマゴです。こちらも唇形の花です。ハグロソウに比べて、日照の良い場所で見かけます。
キツネノマゴ科キツネノマゴ属キツネノマゴ(Justicia procumbens L. var. procumbens)。
今日は用事がありますので、早朝の投稿となります。
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