ナンバンギセル開花
現役時代の仕事では、諸官庁への届け出などもいろいろ経験しました。引退した後でも、届け出や手続きに悩まされています。部署によっては、まだ旧態依然たる考え方で、高飛車な態度の職員もいます。気苦労な事は、少しでも早く片付けた方が良いので、重い腰を上げて諸手続きを始めました。
ミョウガエリアに、ナンバンギセルの花が咲き始めました。
藪蚊に刺されながら撮りました。
ナンバンギセルは、光合成をおこなわず、ササも含めたイネ科の植物などの根に寄生して生活しています。ミョウガは勢いの良い植物なので、直ぐに絶えてしまう事はありませんが、数年間見続けると段々個体数を減らしていきます。
ハマウツボ科ナンバンギセル属ナンバンギセル(Aeginetia indica L.)。
光合成に関して、静岡新聞に興味深い記事が掲載されていました。緑色の斑点のあるリンドウの花を調べたところ、斑点部分が葉と同レベルの光合成をしている事を確認したそうです。花が光合成をするなんて面白いですね。
こちらは、中伊豆産の「駿河黄金」と名付けられた、アジサイの仲間です。ホンのちょっぴりだけ、緑の部分もありますが、全体がアルビノを思わせる様な黄色味を帯びた葉です。それなのに、蕾を持つまで成長している事から、緑色の葉と同じように光合成をしていると思われます。素人観察者は、光合成を行う葉緑体というと、緑色(の葉や茎そしてクモランなどの根)が頭に浮かびます。この認識は改めた方が良さそうですね。誰か、詳しく教えてくれないかな・・。
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おばさん、今晩は。
とても丁寧で親切な人もいますが、中には嫌がらせのような態度で接する担当者もいます。
昔は、窓口で怒鳴っていた小父さんを良く見かけました。
みっともない姿なので、出来るだけ堪える様にしています。
現役時代の仕事が、忍耐を覚えさせてくれたようです。
投稿: やまぶどう | 2020年8月28日 (金) 18時17分
仰せのとおり役所って嫌な雰囲気の部署がありますね。
私はいつも担当していただける貴方のお名前を教えてくださいって
いうことに決めています。友人は役所勤めの時
おばさんって呼ばれたことがあるそうで、悲しい思いをした経験が
あるって話していました。
先輩たちが築いてきたうえに、乗っかっているだけの若僧が・・・・
腹の中で叫んだとか。
投稿: おばさん | 2020年8月28日 (金) 10時30分