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2020年8月 9日 (日)

判明した植物

昨年、連結ポットに蒔いた種が発芽しましたが、植物名が分かりませんでした。

こんな果実でした。ジャノヒゲの種皮を剥いたような感じですが、ジャノヒゲを蒔いた記憶はありませんでした。

「あっ、単子葉植物だ!」でも、ジャノヒゲのような種子と結びつくものがありませんでした。ピンボケしてしまいましたが、マウスを乗せた状態になって初めて、この植物の正体が分かりました。

蒔いた種子は、前庭に植えてあるドイツスズランでした。赤橙色に熟した果皮の中に一番上のような種子が入っているとは思いませんでした。

全部で8個発芽しました。中にはこんな斑入り葉の個体も出現しました。固定した変異か分かりませんが・・。

ドイツスズランの花です。日本産のスズランと花形の違いもありますが、中を覗いてこのように花糸の基部に紫の模様があればドイツスズランです。ところで、県内に生育の確認された植物が掲載された資料を見ました。意外なところで、スズランの生育が確認されていたようです。隣県の山梨県や長野県では見かけますが、地域で見た事はありませんでした。もしかしたら、まだ生き残っているかもしれない・・。

キジカクシ科スズラン属ドイツスズラン(Convallaria majalis L. var. majalis)。旧分類体系では、ユリ科とされていました。

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