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2020年8月11日 (火)

猛暑の中のキノコ

現役時代に、果樹や野菜を作っていた畑があります。ブログでは、「趣味の果樹・野菜畑」と呼んでいました。その後、チャノキやササが繁茂する畑2ヶ所の再生を行っていたため、放置状態が続き、果樹は手の付けられないような状態になってしまいました。野菜畑エリアは、草が繁茂するも時々耕運機をかけに行っています。本日も行って来ました。他にもやりたい事があったのですが、暑さと疲れで挫折してしまいました。

カエンタケを見に行って出会った、他のキノコを少し掲載します。

コナラ優先の林内では、立ち枯れた木に乾きもののキノコがびっしり生えています。

Aimg_0118

ちょっと新鮮そうなキノコです。もしかしたら?なんて思ったけど、色が白っぽいから頭に浮かんだキノコとは違うかな?

車の通れない林道の中央に生えていました。これは、ハナサナギタケでしょうか?

こちらのキノコは、傘表は綺麗でしたが、スポンジ状の傘裏にはキノコバエが集っていました。

上の子実体の菌糸かと思って撮りました。PCに取り込んで拡大表示して見ると、右隅にヤツシロラン類の根状器官らしきものが写っていました。この近くには、クロヤツシロランが生育していますので、たぶんクロヤツシロランの根状器官と思われます。

クロヤツシロランの菌根菌は、クヌギタケ属やホウライタケ属の様々な種とあります。根状器官と菌糸の絡み合いの様子から、共生菌だと思われますが、子実体は上のウチワの様なキノコとは違うのかな?

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茸と菌糸」カテゴリの記事

コメント

タカツルさん、今晩は。
山野の植物を見て歩く人の多くは、綺麗な花や珍しい植物を追い求める事に熱心だと思います。
でも、それだけだと一通り見れば、何時か飽きてしまうと思います。
こういう普通の人があまり関心を示さないような所に目を向けると、植物達のいろいろな不思議を知る事が出来て楽しいですね。
ヤツシロラン類の実生栽培を経験した事によって、山野での視点がかなり変わったと思います。
論文の発表には、外国の論文も含めた下調べに時間がかかるようですが、それ以上に執筆者の手際も影響すると思います(素人が言うと怒られますが・・)。


こんにちは  実は一昔前に戻りますが
クロヤツシロランの種子をある子実体の傘裏に直播しました。
ぞっくっと発芽しました。その感動は今も蘇ります。
早速ある研究機関に分析依頼したところ
〇ヌ〇タ〇属や〇ウ〇ラ〇タ〇属でなく全く違った属であった。
この〇〇ノ〇〇〇ケ属はクロヤツシロランの共生菌てあると
お墨付きを頂きました。残念ながら未だ発表されていません。
永い時間がかかるようですがいずれ発表になると信じてます。
最近その兆しがちらほらと見かけますね。
今回のこの記事は懐かしくもあり原点に戻った気もします。

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