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2020年8月26日 (水)

キノコを食べる植物と湿地の植物

事情があって、暫く畑に行けなかったので、午前中覗いて来ました。こんなに暑くても、雑草だけは元気いっぱいでした。暑さに参った時は、水分補給よりも木陰が一番の復活剤になります。

【キノコを食べる植物】

ヤツシロラン類の栽培容器を覗いて見ました。

根状器官が枝分かれする特徴を持つ「ハル」です。褐色になった辺りで、菌糸との絡み合いが見られます。

こちらは、「ヒメ」です。根状器官は彼方此方に見えていますが・・。ササと葉を刻んだマットを増やしました。吉と出るか凶と出るか不安です。もっと、自生地の土が欲しい・・。

【湿地の植物】

こちらは、湿地に生育する「ヒメ」です。1個と思っていた種子が2個あったようで、2個体を得る事が出来ました。成長が早く、移植時でさえ600mm長のプランターでなければ収まりませんでした。この植物の播種が10月29日と言って、信じる人がどれくらいいるでしょうか?しかも花をつけました。

正直「サワ」よりも、ずっと驚かされました。「自生地では、不適な環境で瀕死の状態で生き続けて来た」・・そんな感想を持ちました。

「タコ」は、同じく10月29日に播種したものを、生育状態に合わせて、3グループに分けて移植しました。一番遅れて発芽したものは、まだ数センチですが、最初に移植したものは花が咲き始めました。写真は同じ日に撮りました。

「サワ、ヒメ、タコ」の三種について、適時に実生発芽したものは、移植を経て翌年開花に至る事が分かりました。果実の熟す時期に播種すれば、翌年の開花時期までの生育期間が長く取れます。果実の熟す時期(種子散布時期)が、一番発芽率が高く、時間の経過と共に発芽抑制されると思っています。

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