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2020年8月21日 (金)

その後のサワトラノオ

腰水栽培と挿木以外のサワトラノオの様子を掲載します。実生発芽から、開花、結実まで成功しましたが、まだ確認したい事があり実験は継続しています。

7月31日に、栽培実験で得た種子と、昨年公園から採取した種子を、同じ用土、同じ容器に蒔きました。公園で採取した種子は、常温保存で1年以上経過しています。実験で得た種子は、約1週間で発芽が確認出来ました。公園で採取した種子は、少し発芽が遅れましたが、数個体は発芽が確認出来ました(On mouseで)。発芽率はかなり落ちるものの、1年が経過しても発芽能力を有する種子のある事が分かりました。

8月3日に、ガラス容器に赤玉土を敷き、水を注いだ容器に種子を蒔きました。当初は浮いていた種子も、時間の経過と共に大半が沈み、8月7日に発芽が確認出来ました。その後、水遣りで刺激を与えてしまったせいか、かなりな苗が浮いてしまいました。赤玉土の粒が大きいので、もっと根が成長しないと不安定なようです。土壌播種に比べて、発芽率は高く苗の成長も早いと思います。

こちらは、今年花を咲かせた茎の株元に姿を現した新芽です。新芽の出現時期には、個体差があります。地下茎を伴い、来年の開花に向けて成長を続けて行くと思います。この時期の新芽の管理が、大切だと思います。

実験で得られた個体は、やっと嫁入り先が決まりました。姑としては、10月~11月頃の嫁入り後も、時々様子見に行くつもりでおります。

夕方用事がありますので、記事は時間指定でアップします。

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