トサノクロムヨウラン
今日も暑かった!夢を見られる場所へ行った後、放置状態だった再生畑①に行って、草刈りをして来ました。野菜作りなどは、面積があり農業用水栓もある再生畑②に移行しています。他の二つの畑は草刈りと耕運機かけだけしていますが、野菜がないと足が遠のき、行く度唖然としています。
トサノクロムヨウランの全開の花を撮りたくて、先日の午前中に行って来ました。昨年までは、唇弁の紫色が分かる程度で、萼片や側花弁を指で広げてやりたいくらいでした。
沢山の蕾をつけていました。エンシュウムヨウランやウスキムヨウランのように、果実が上を向かず横を向くのも特徴の一つです。個体数はあるけど、咲いていない・・。曇っているからだろうか?
全開の花がありました!
一番上ほどではありませんが、こちらも開いていました。見る角度で、違った感じを受けます。
日本のランハンドブックには、「花の寿命は短く、午前中に開花して午後は閉じる。同時に開花するのは一つの花序あたり1~2個。」とあります。
唇弁を接写してみました。先端の紫色と蕊柱の薄紫色が、薄暗い林床に咲くこの花に、神秘的なイメージを与えてくれています。
ラン科ムヨウラン属トサノクロムヨウラン(Lecanorchis nigricans Honda var. patipetala Y.Sawa)。
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