ママコノシリヌグイ
我が家の敷地内に、一昨年よりママコノシリヌグイが生えるようになりました。野鳥が種子を運んで来たようです。一年草なので、零れ種で代を繋げ、今年も姿を現しました。
それにしても凄い名前ですね。「托葉鞘の上部が葉状に広がる」とあります。同じように鋭い棘を持つイシミカワも同様です。イシミカワの場合は、茎を巻く漏斗のようです。
上部と下部の棘を撮ってみました。撮った方向がバラバラですが、棘は下向きにつきます。この棘は結構危険ですから、除去する時は長袖シャツに手袋着用をお勧めします。手で引き抜く事も、やめた方が良いと思います。
小さいけど、ミゾソバに似て綺麗です。以前、イシミカワの花を見ていて気付いたのですが、花が終っても花被が落ちないで、果実(痩果)を包み込んでいました。ミゾソバやこのママコノシリヌグイも同様です。他と変わっていますね。
記憶力の落ちた頭では、植物の名前を憶えても、頻繁に口にする事が無ければ、忘れてしまったり思い出すのに時間がかかります。でも、変わった生態などは意外と覚えているものです。元技術屋は、そういう事に興味が向きます。
タデ科イヌタデ属ママコノシリヌグイ(Persicaria senticosa (Franch. et Savat.) H. Gross)。
近くにいたこの虫・・名前を思い出すのにしばらく時間を費やしました。ヨコバイの仲間です。Web図鑑で見ると、ツマグロオオヨコバイでしょうか?
明日で、8月も終わりです。今月はいろいろあって、不法時監視パトロールの二回目がまだ終わっておりません。明日行って来なくては・・。
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