ヤツシロラン類の無事と菌類など
午前中、雨は大丈夫と判断して再生畑の草刈りに行って来ました。かなりな面積を刈ったので、腕がだるくなり、汗を吸ったTシャツだけでも600グラム以上ありました。夕方は、萌の散歩道の笹刈をしてまたびっしょり・・今日は、かなり痩せたと思います。
久し振りに、ヤツシロラン類の栽培容器を覗いて見ました。
【ハルザキヤツシロラン】
無事でいました!塊茎は、常緑広葉樹の葉や枯れ枝のマットの中に埋まっているので、根状器官が姿を見せる事により無事を確認しています。しかも、根状器官が共生菌との絡み合いをしています。
【ヒメヤツシロラン】
こちらは、枯れた笹と葉を刻んだマットの中に埋まっています。2年連続で花茎が姿を現しましたが、今年は見えませんでした。心配していたのですが、離れた場所から複数本の根状器官が姿を見せていたので、幾つかは無事なようです。
【ダンボールのキノコ】
ズキンラン(Taurantha属)の鉢底で、一年くらい経過したダンボールです。ズキンランの仲間は、地下茎で栄養繁殖して鉢底に新たな塊茎が貼り付いている事があります。ダンボールを入れた山砂でウチョウランの実生床を作ると、発芽の養分を与える菌が繁殖しやすいようで、沢山発芽してくれます。ズキンランと相性の良い菌が発生するのか分かりませんが、数年前から入れています。この黒い粒粒のようなものは、共生菌だろうか?
【散歩道のキノコ】
萌の散歩道の笹刈をしていると、コナラの木の根元にこのキノコが生えていました。夕方で薄暗かった事もあり、赤くて細長いその姿から、キツネノエフデやキツネノロウソクといったキノコだと思って撮りました。ところが、パソコンに取り込んで見ると違う・・もしかしたらカエンタケ?
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きんきんさん、今晩は。
クロとアキは、後日覗いて見ます。
アキは、果実ごとササのマットで覆いました。
菌は良く繁殖していますが、部材が古くなったので・・。
ハルの根状器官の観察、続けて見ます。
ヒメは、菌糸との接触部に丸い球のようなものが出来た記憶があります。
ヒメの塊茎をくれた先生は、展示してそのまま忘れていたようです。
それでも、塊茎が腐らなかったようで、案外丈夫な種のようですね。
今日は、ミュージアムで先生の講演会がありました。
コロナの影響で、とても忙しいようで終了してすぐに帰って行きました。
静岡県在住のヤツシロランとムヨウランの先生にも、初めてお会いする事が出来ました。
投稿: やまぶどう | 2020年7月25日 (土) 18時30分
こんにちは
クロ、アキ、ハルの三者で根状器官が枝分かれするのは、どうも
ハルだけなようですよ。クロ、アキは保々一直線で伸びるようです。
クロアキは現在育っていませんか、調べてみてね。
ただこの両者の器官にも短い突起が付きますがこれは共生菌の巣
のようでこれ以上伸びませんね。この現物はハルですが枝分かれ芽
が伸びる事を今後確認願います。此方のヒメですが塊茎は固くて
しっかりしてますが、根状器官らしきものは出ていませんね、何かか゛
足りないと思いますね例によって。面白いのは庭の土に塊茎を埋め
ておいても平気で一年位は生きてますね。
投稿: | 2020年7月25日 (土) 10時04分