サワトラノオ栽培実験(7月上旬②)
次は、開花前に袋を被せた花穂を観察してみました。
袋を被せたのは、2ヶ所だけでした。台所用のネットです。敢えて袋の種類を変えてみました。
袋の入り口部分に、少し隙間が出来て蟻の進入を防げませんでした。2年目は、スポンジテープや養生テープなどで塞ぐようにするつもりです。
上は結実していると思われる果実が1個だけ、下は数個確認出来ますが、袋ナシの花穂に比べて少ないのが分かります。
ハナアブのように、飛来してくる訪花昆虫は潜れないと思います。アリは、両方とも下の隙間から少しだけ入っていました。そうすると、アリまたは風による受粉が考えられますが、今回の実験では可能性を探るくらいで、結論付ける事は出来ません。2年目はしっかり検討して、もっと数を増やして行いたいと思います。
◇スーパーコンピューター「富岳」◇
新聞に「富岳」の事が掲載されていました。フガクスズムシではありませんよ。2011年に、計算速度で世界一になった、スーパーコンピューター「京」の後継機として開発された「富岳」が、再び世界一になりました。私は、縁あって先輩マシン「京」の一部を、直接見た事があります。開発を担った工場の皆様、お疲れさまでした。そして、おめでとうございます。「富岳」とても良い名前だと思います。
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ロココさん、今晩は。
このネットは、人使いの荒い研究者に教わりました。
テンナンショウ属の花にやってくる虫を調べるために、幾つか買ってあります。
その上、キンランなどの果実に、ランミモグリバエが卵を産み付けないように、花が終るとすぐにかけたりします。
この記事で使ったのも虫が入らないためで、ハチなどの昆虫以外に、風でも受粉するのではないかと被せました。
京や富岳の開発に携わったメーカーは、現役時代のお得意さまでした。
工場の建設から保守工事まで、長年に渡ってお世話になりました。
京は、極限られた人しか入場できないエリアにありました。
投稿: やまぶどう | 2020年7月10日 (金) 18時25分
ご無沙汰しております。
でも足跡こそ残しませんでしたが、ちょくちょく拝見させております。
今回、種の採り方が私と同じだったので・・・思わず「アラ~」と。
(使っているネットが同じだったので)
私、種採りに何か良いものは無いかとダイソーをウロウロ・・・
そして見つけたのがこのネットでした。
だからどうした・・・・なんて言わないで下さいね(笑)
スーパーコンピューター「京」を見た事が・・・スゴイですね。
現役時代、関係の有るようなお仕事だったんですか?
投稿: ロココ | 2020年7月10日 (金) 16時35分