不法投棄監視パトロールで出会った植物(6月-①)
静かになったと思ったら、急に土砂降りになったり、強風が吹いたりと落ち着かない一日です。
不法投棄監視パトロールの時、気になった植物で未掲載のものを集めてみました。
ノリウツギの花が、咲き始めそうです。
タマアジサイも、蕾が姿を現していました。アジサイ科の中では花期が一番遅く、9月頃までとなっています。場所によっては、それ以降でも花を見る事があります。
ウツギやマルバウツギは、果実期に入っていました。花期には、花糸の先端部で識別できますが、花序柄のすぐ下につく葉にも違いがあります。ウツギは短い柄がありますが、マルバウツギは柄が無く茎を抱きます。
キッコウハグマも花茎が伸びていました。マウスを乗せると、県中西部に生育するエンシュウハグマに変わります。昨年の秋に気づいたのですが、前者は常緑で、後者は冬に地上部が枯れます。季節を通して観察しないと、分からない事がいろいろあります。
こちらは、キキョウ科シデシャジンです。地域では、比較的稀な植物です。
ホタルブクロの花色違いと思って撮りました。ところが、白っぽい花の方は、萼片基部にホタルブクロのような反り返りがありません。ヤマホタルブクロという事になりますが、この標高では見かけた事がありません。どうしたのだろう?
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