実生栽培の植物
今日は、予報通り雨降りです。仕方ないので、PC作業をやって過ごしました。
山野の植物観察も良いですが、実生栽培の植物観察もいろいろ学べて興味深いです。
【独立栄養生物(植物)】
今迄、名前を伏せていた植物の、5月6日と5月25日の様子です。少し前の記事に掲載した時、植物名に気付かれた方もいるかと思いますが・・。
この後、先端部の葉が萎れてしまいました。良く見ると、茎の上部を小さな芋虫に齧られていました。萎れた葉の匂いで、この植物が期待していたものである事が分かりました。
植物名は、ヒメハッカです。時期が遅く、種子がたった一粒しか手に入りませんでした。半信半疑で、連結ポットの一角に蒔いたところ、無事発芽してくれました。
茎には稜があり、葉腋から新たな枝が伸びて来ます。そういう性質だったので、先端部を齧られても枯れずに済んだのだと思います。何とか、開花・結実まで育ってほしいと願っています。
【菌従属栄養植物(腐生植物)】
ヒメヤツシロランの容器内に、根状器官が伸びていました。笹の部材の中で、塊茎が生存している証です。撮影後、笹の部材に潜らせました。
今年は、花芽が上がってこなかったハルザキヤツシロランの容器です。こちらは、根状器官にカビのようなものが纏わりついています。良く見ると、菌糸です。この容器も、常緑広葉樹の部材で覆いつくしてありますので、根状器官で生存を確認する事になります。
ハルザキヤツシロランの容器内に、爪楊枝の先端よりも小さな子実体が生えていました。上の菌糸の子実体だろうか?キノコ名は分かりません。
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「腐生植物」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)
- ヤツシロラン類根状器官の様子(2020.10.04)
- 散歩道のクロヤツシロラン(2020.10.03)
「茸と菌糸」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- 最近見たキノコ(2020.11.26)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物(9月下旬)(2020.09.28)
- 栗の毬に生える菌類(2020.09.27)
ハルヒメさん、今晩は。
また新芽が出て来たなんて、流石ですね。
菌糸の状態が、かなり良いようですね。
私も最近は、Edgeで開いていますが、IEも時々使っています。
検索のしやすさやヒット率が高い事などで、捨てがたいところがあります。
ココログとEdgeは、まだちゃんとマッチングしていないところがあると思います。
Microsoftは、Win.3.1の頃から、ユーザーの立場に立って開発する姿勢に、欠けるところがあると思っています。
投稿: やまぶどう | 2020年6月13日 (土) 15時51分
ハルザキヤツシロランですが
この菌糸こちらでもはびこってます。有効な菌糸ですね。
実は去る二月に咲いた塊茎が再度新芽を吹き現在
地中で生長中です。一度掘り起こし確認しました。
ツイッタ-には貼ってありますがです。
クロなどは年何回も咲きますからね。
最近ツイッタ-もinternet explorerでは開けなくなりましたね。
Microsoft Edgeで開いてます。突然やって来ますからね、
唯より高いものはないですね。
ココログもEdgeで開いたりしてますがご所見をお聞かせ下さい。
投稿: ハルヒメ | 2020年6月13日 (土) 07時45分