シラヒゲソウ
先日行った渓流遡行の目的は、幾つかありました。その一つは、シラヒゲソウの無事を確認する事でした。数年前、生育する断崖が乾燥気味になり、個体数が激減してしまいました。それが、ずっと気がかりでした。
何を撮ったか分からないような写真ですが・・。この断崖は、シラヒゲソウの個体数が一番多い場所です。近づいて見ると、断崖一面に復活していました。良かった!
特徴ある心円形の葉は、花期以外でも目に付きます。花茎につく葉は無柄で茎を抱きますが、根生葉は写真のように長柄があります。
花期は、8~9月とあります。この渓では、9月下旬が見頃です。
白髭(糸状に細裂した花弁の縁)がとても印象的な花です。メシベの周りにあるハート形の部分(クリーム色)がオシベで、一つずつ順番に花糸が伸びます。その周囲に、3個セットの腺体を持つ仮オシベがあります。
この場所は、大岩の並ぶ渓流を2時間近く遡行しなければ到達出来ません。アプローチの大変な場所だったからこそ、初めて出会えた時の感動が今でも脳裏に蘇ります。
ニシキギ科ウメバチソウ属シラヒゲソウ(Parnassia foliosa Hook.f. et Thomson var. foliosa)。旧分類体系では、ユキノシタ科とされていました。
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コメント
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アウトライダーさん、今晩は。
私も初めて見た時、ミツガシワの花を思い浮かべました。
この場所は、渓流を遡行し、場合によっては両岸を高まきしてやっと辿り着きます。
山野を歩く時と違う筋肉を使うので、暫く彼方此方痛くなります。
静岡市の安倍川水系では、もっと楽に見られるところがあるようです。
投稿: やまぶどう | 2020年6月21日 (日) 19時18分
シラヒゲソウ、とても珍しい変わった花ですね。
私もいちど観察してみたいものです。
白髭のある花は、魅力的ですよね。
浮島が原自然公園では、ミツガシワが見られます。
この花も白髭があり、やはり魅力的な花ですね。
投稿: アウトライダー | 2020年6月21日 (日) 08時23分