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2020年6月23日 (火)

ギボウシランとコクラン

金曜日と月曜日は天気が悪く、土曜日はボランティアの草刈り、日曜日は生け垣の剪定を行ったため、再生畑②に行くのも5日ぶりでした。思った通り、雑草が伸びていたので、今日はしゃがんでの草取りでした。暑い上に、これが結構辛い作業で、半日で切り上げました。最近、肉体労働は少し辛いと直ぐに挫折してしまいます。

場所によって、ギボウシランやコクランが開花し始めました。

【ギボウシラン】

agibousi-1 agibousi-9

まだ一番下が咲いたばかりでしたが・・。昨年の果実殻が残っています。同属のコクラン、クモキリソウは自動自家受粉するそうです。このギボウシランも、果実を良く見かけますので、自動自家受粉するのではないかと思っています。

平開する唇弁とその中心に入る暗紫色の帯状の模様が特徴です。

花茎が短いので、食害にあったのかと思ったらまだ伸びていませんでした。同じ場所でも、こんなに差があるのはどうしてだろう?散布された種子は、少しは発芽してくれるだろうか?

ラン科クモキリソウ属ギボウシラン(Liparis auriculata Blume ex Miq.)。

【コクラン】

隣にコクランが咲いていました。コクランは、古い葉の脇から新しい葉が展開して、そこに当年の花が咲きます。

ラン科クモキリソウ属コクラン(Liparis nervosa (Thunb.) Lindl.)。Ylistでは、Empusa nervosa (Thunb.) T.C.Hsuが標準学名となっています。この事について、経緯などをご存知の方教えてください。

ギボウシランの花期は、7~8月となっております。この自生地は、初めてギボウシランを見た場所よりも、高度が下になります。開花時期に、1週間ほどのずれがあるものと思われます。

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