タチガシワ
今日は、久々に再生畑①へ行って来ました。予想通り、未耕作エリアの草が伸びていました。予定は耕作エリアの草取りでしたが、変更して草刈りを行いました。疲れました・・。
今日の記事は、富士山南麓で見られるタチガシワです。
もう、花も終盤かと思っていたのですが、まだ見頃の株もありました。
ところで、以前から気になっていたのですが、この花は一般的な花と違いオシベが見えません。どうなっているのかと思ったら、ラン科植物などと同じようにオシベとメシベが合着した蕊柱を形成しているそうです。キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)の花は、この部分がどれも似た感じですね。真ん中の緑色の部分がメシベの柱頭で、その周りのクリーム色の部分(葯室)に花粉塊が隠れているそうです。次回は解体してみよう!
少し見ていましたが、訪花昆虫は蟻だけでした。送粉者はどんな生き物で、またどのようにして花粉塊を運ぶのでしょう?
※この上の写真だけ、左クリックで拡大表示になります。
以前撮った写真ですが・・。紫褐色の葉に包まれた蕾が姿を現し、葉の展開と共に開花していきます。初めて出会った時の、この特異な姿がとても印象に残っています。
キョウチクトウ科カモメヅル属タチガシワ(Vincetoxicum magnificum (Nakai) Kitag.)。
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