2年目の実生栽培実験
まだまだ若いつもりですが、自身の年齢を考えると何時動けなくなるか分かりません。湿地に生育する植物の観察や実験も「やれるときに出来るだけやる」という事で、次の実生栽培実験を開始しています。播種は、全て10月29日です。
正直、今迄あまり深く興味を持って見て来ませんでしたので、発芽した苗が播種したもので間違いないのか自信がありません。もう少し種名を伏せる事にします。
マウスを乗せると、5月6日の様子に変わります。この植物の、実生栽培実験は二度目になります。苗の様子から、播種した植物に間違いないと思います。数年前には、開花に成功しています。
こちらがその種子です。接写ズームした写真では分かり難いですが、目で見た感じは粉のような種子です。
マウスを乗せると、5月6日の姿に変わります。艶のある葉が特徴的ですが、少し大きな方と感じが違います。種子を間違えたかな?
種子です。果皮がとても硬かったのが印象に残っています。
これは、同じ日に播種した中で一番の成長を見ました。成長した(花を咲かせている)姿は、もっと葉が細長でしたが・・。
葉腋から芽が出ています。分岐しやすい植物のようです。発芽率は良くありませんが、大きく育ったことから今年開花に至るかも?
これが播種した種子です。ドライフラワーになり始めたばかりだったと思います。
マウスを乗せると、5月6日の姿に変わります。この種子は、一粒しか手に入りませんでした。今日の姿を見て、蒔いた種子に間違いないと思います。発芽率100%ですね。
こちらがその種子です。この種子は、果皮に覆われず熟すとそのまま落下してしまうようで、種子採取のタイミングが難しい植物です。
これらの実験は、今年の秋に予定している種子採取と実生栽培実験の予行演習です。サワトラノオと同じように、果実が熟して種子が散布されるタイミングで採取し、そのまま実験容器に播種して発芽の様子を確認したいと思います。
殆どの種子は、好光性だろうとの思いもあったのですが、採種時期が遅く少ししか手に入らなかった事から、連結ポットに蒔き、軽く覆い土をしました。本番では、完熟時期の確認もしっかり行いたいと思います。
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