ハンゲ属
地域で初めて見たオオハンゲと、その仲間を集めてみました。
【オオハンゲ】
前回の訪問から、8日後の様子です。
昨年秋に葉を見た時は、ムサシアブミの苗かと思いました。ムサシアブミが、栄養繁殖して親株の隣に出て来た葉と同じくらいです。
山渓の図鑑によると、本州(岐阜・福井県以西)、四国、九州(奄美大島まで)が生育地とされていますが、温暖化の影響か更に生育範囲を広げているようです。それにしても、富士市の山間地にどうしてやって来たのだろう?
サトイモ科ハンゲ属オオハンゲ(Pinellia tripartita (Blume) Schott)。
【カラスビシャク】
こちらが、カラスビシャクの葉です。
花が咲いていました。オオハンゲの花とよく似ています。
サトイモ科ハンゲ属カラスビシャク(Pinellia ternata (Thunb.) Breitenb.)。
【ニオイハンゲ】
十数年前から、栽培棚の鉢で生き続けている中国原産のニオイハンゲです。以前撮った花の写真を探しましたが、見つかりませんでした。花は他のハンゲ属とそっくりですが、バナナのようなとても良い香りがします。
サトイモ科ハンゲ属ニオイハンゲ(Pinellia cordata N.E.Br.)。
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