山間地に生きる水生植物
親戚の人からカボチャの苗を頂いたので、植え付けて来ました。それにしても暑い!
山間地に住んでいると、下界の沼地などに生える植物に興味を持ちます。狭いスペースですが、左官のプラ舟ビオトープやプラ池を作って、水生植物などを育てています。
ヒツジグサの葉が展開して来ました。所々に首を出しているのは、素焼き鉢に植え付けた実生栽培のサワトラノオです。昨年沈水性を持つ事は確認しましたので、二年目はこのような状態で栽培実験を始めました。プラ舟やプラ池には、ヒツジグサ、アサザ、コウホネ、ミツガシワなどが生育しています。
ミツガシワの花も散り、子房が膨らんで来ました。長花柱タイプしかありませんので、ちゃんと結実したのかは分かりませんが、幾つかは種子が入っているように見えます。
隣には、アヤメ科アヤメ属の植物を植えてあります。写真は、アヤメとキショウブです。キショウブは父親が植えてあったものです。要注意外来生物に指定されていましたが、制度変更に伴い2015年から生態系被害防止外来種リストに掲載されています。リストには、特定外来生物とそれ以外の侵略性のある外来種が掲載されておりますが、キショウブは特定外来生物ではありませんので、栽培は可能です。
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