ランヨウアオイいろいろ
素人植物図鑑は、カンアオイ属も作成を始めました。今までちゃんと向き合ってこなかったので、結構苦戦しています。
家の近くに生育するカンアオイやオトメアオイは、葉表が下り藤模様や、亀甲模様などがあります。今回は、ランヨウアオイの葉表の模様を集めてみました。
無地に近いタイプです。中には、薄っすらと下り藤模様の見えるものもあります。
初めて、カンアオイの亀甲模様を見た時は、別種かと思いました。ランヨウアオイにも、亀甲模様がある事を知りました。
雲紋状の下り藤模様です。雲紋は緑白色です。
こちらも、雲紋状の下り藤模様ですが、雲紋が白っぽいので、上とはかなり違って見えます。
※この写真だけ、ロールオーバー効果を使っておりません。クリックすると、元画像が表示されます。
葉の形も個体毎に違いがあり、葉表の模様もいろいろあって、まるで別種のような感じです。こういうところが、カンアオイ属に苦手意識を持つ要因となっています。
花を撮ってみました。花弁は無く、3枚の萼片が合着して萼筒を形成し、先端は三裂しています。
ところで、送粉者はどんな生き物でしょう?花は、どれも落ち葉に隠れていて、訪花昆虫を迎えるような咲き方をしているとは思えません。
« 栽培実験場のサワトラノオ(4月下旬) | トップページ | 鎮守の森のカンアオイ »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
コメント