2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« オオハンゲ | トップページ | シロバナハンショウヅル »

2020年4月22日 (水)

愛鷹のスルガテンナンショウ

少し標高の高い林道で、スルガテンナンショウの様子を見て来ました。県西部では、一月ほど前に開花株を見ましたが、こちらではまだ仏炎苞が開かないものや、鞘に覆われたものも見受けられました。

このガードレール脇には、雄雌併せて70個体以上も生えていました。

スルガテンナンショウは、栄養状態によって性転換する雌雄異株です。一般的に丈の大きな個体は雌株で、小さな個体は雄株ですが、沢山見て歩くと中には例外もあります。

栄養繁殖もするようですが、ウラシマソウなどに比べてスルガテンナンショウは、栄養繁殖する事が少ないと思います。

テンナンショウ属は似たものが多く、識別の難しい植物だと思います。スルガテンナンショウは、付属体先端が球状に膨らみやや前屈する事で識別できます。また、地域では一番個体数の多い種類です。

« オオハンゲ | トップページ | シロバナハンショウヅル »

植物観察」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« オオハンゲ | トップページ | シロバナハンショウヅル »