オオハンゲ
不法投棄監視パトロールのついでに、テンナンショウ属の様子を見て来ました。昨年見つけた、小葉が3個のムサシアブミと思われる植物の様子を見に行くと・・。
葉が展開し始めていました。「あれっ、ムサシアブミの花じゃない!」
これから下の写真は、クリックすると元サイズで表示されます。
葉の大きさの割に仏炎苞が細く、カラスビシャクに似た感じです。それに、ムサシアブミなら葉が一株2個のはずだし、葉柄もずっと細い・・。
帰宅して山渓の図鑑を見ると、どうもオオハンゲのようです。図鑑の写真では、仏炎苞の先端部がもっと下がっていますが、咲き始めだからかもしれません。
コンデジで、LEDフラッシュ撮影してみました。付属体は緑色です。手元の富士市植物仮目録には未記載なので、標本採取して追記予定です。
サトイモ科ハンゲ属オオハンゲ(Pinellia tripartita (Blume) Schott)。
ムサシアブミの花は、2~3日中に掲載予定です。
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