鎮守の森のカンアオイ
今日は、依頼を受けて、うんざりするくらいのスルガテンナンショウを見て来ました。スルガテンナンショウは、付属体の頂部が球形で傾いている特徴があります。球形の大きさや形も様々ですが、その下の棒状の部分も個体毎に様々な形をしています。今夜は、魘されそうです。
帰りに、鎮守の森のカンアオイ(カントウカンアオイ)を見て来ました。
一般的に見られる下り藤模様です。種子にエライオソームがあり、アリに運ばれるそうです。マウスを乗せると、石垣に生えていたカンアオイに切り替わります。ここに、アリの巣があったのでしょうか?
下り藤模様も、生育場所によって違いがありますので、写真を撮り溜めて何時か比較してみようと思います。
亀甲模様も、個体毎に微妙な違いがあります。カンアオイの亀甲模様は、愛鷹山系では結構見受けられます。
萼筒の色や形にも、個体毎の変異があります。
上に比べて、萼筒は緑で萼裂片は白っぽい花です。
カンアオイ属は、葉表の模様だけでなく萼筒や裂片の形、色などに変異の多い植物だと思います。迷わず識別出来るようになる早道は、個体数を見る事だと思います。こちらも、魘されるくらいに・・。
現在、プロバイダーさんから借りているサーバーの容量が、8.3/10GBです。アクセス数が90万くらいですから、このブログを終了予定の100万アクセスまで何とか持ちそうです。年内くらいには、達成出来るだろうか?
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