ヒロハコンロンソウ
菩提寺の近くの公園に、ヒロハコンロンソウの花が咲き始めていたので撮ってみました。
山地の渓流沿いの水湿地などに生育とあります。本来の自生地では、まだ咲いていないと思われます。
花を接写してみました。花弁は4個、オシベ6個、メシベ1個です。
葉と葉柄の基部です。コンロンソウに比べて、小葉の幅が広い事から「ヒロハ」の名がつけられたそうです。
以前から、この葉柄の付け根の部分が気になっていました。図鑑には「葉柄基部は、耳状に茎を抱く」とあります。幾つかのWeb図鑑には、葉柄基部が茎と接する部分に、耳状の付属体があり、茎側にかなり出っ張っています。ところが、ここでは葉柄基部に翼はありますが、その翼が茎側に伸びておりません。これは、地域変異でしょうか?
今日は、沼川遊歩道の草刈り予定でした。参加申し込みの案内状では、雨天中止となっていますが、最近は当日の連絡がありません。富士市内でも、天気の違いはありますので、ボランティアには連絡をするべきだと思います。
« オドリコソウ | トップページ | オカメザクラ(最終) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
コメント