バクチノキ
菩提寺へ、付け届けに行って来ました。今日の記事は、菩提寺にあるバクチノキを掲載します。
独特の樹形が目を惹きます。北側から見ると、中が空洞で二つに分かれ、辛うじて上部で繋がっています。寺の古い資料には、別名のビラン樹で掲載されており、樹齢は最低でも130年以上と考えられているそうです。
昔はもっとずっと高く、吉原駅からも見えたそうですが、落雷のために上部が折れ二つに割れてしまったと、偶然居合わせた庭師さんに教えてもらいました。
樹皮が剥離し、赤っぽい幹が露になる様を、バクチで有り金をすって丸裸になる事を例え、和名がつけられました。葉の縁には鋭い鋸歯があります。
バラ科バクチノキ属バクチノキ(Laurocerasus zippeliana (Miq.) Browicz)。別名:ビランジュ、ウラゲバクチノキを含む。
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