サワトラノオ実生栽培実験(2月末)
今日も天気が悪く屋外作業が出来ないので、PCで書類や資料作成を行いました。ついでに、所得税の確定申告書を国税庁のHPで入力し、データーを登録しました。後は再確認して、提出となります。昨年までは、印刷して税務署へ持参したのですが、今回は郵送しようと思っています。
今日の記事は、実験場のサワトラノオの様子です。
大きな変化は、何本か茎が伸びて来た事です。播種の翌年、開花に至るのかも興味深いです。
プランターを覗くと、大きな葉の個体と小さな葉の個体があるのに気づきます。大きな葉の個体の株元を覗くと、小さな葉が沢山見えています。
小さな葉だけの個体を良く見ると、幾つかの茎が確認出来ます。株立ちする性質の植物である事が分かります。
ブログ記事で幾度か触れましたが、成長の早かった個体は、晩秋に大きな葉が枯れこの小さな葉に変わります(一回り小さくなります)。冬越しのためのロゼットと思われます。ところが、今冬は例年にない暖冬の影響で、少し成長の遅かった個体は、大きな葉を落とす事無く成長を続けたものと思われます。回り道しなかった分だけ、最上段の写真のように早く茎が伸びました。
ジョウロで水遣りしていると、白く細い根が露出して来ました。この根は、用土の表層近くを横に伸びています。
こちらは、水中生活をしているサワトラノオです。プランター植えのサワトラノオには、太い根と細い根の両方があります。ところが、こちらは太い方の根(写真でどちらか判別しにくいとは思いますが)しかありません。上の写真の細い根は、広範囲に抽水するためのもので、水中生活では不要なため消失したのかも?なんて素人考察をしてみました。
また、この個体はプランターのものに比べてずっと小さいですね。土中に根が伸びていないので、養分不足だと思います。次回実験では、鉢植えにして沈めるつもりです。
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