浮島ヶ原自然公園のサワトラノオ①
今日も、tenki.comに助けられました。早朝、PCのスイッチを入れると1時間予報が出て来て、萌の朝散歩予定の6時ちょっと過ぎに降水量2.1mmとなっていました。散歩を5時30分頃からにして、慌てて帰宅すると同時に降って来ました。
先日、浮島ヶ原自然公園のサワトラノオの様子を見て来ました。①では、デジイチで撮った写真を掲載します。
このように、固まって生えているのを見かけます。株立ちする性質がある事と、アシの存在により種子散布が広範囲に行えていないものと思われます。良く見ると、小さな苗も確認出来ます。実験場のものとサイズを比較して、種子散布(6月下旬)頃に発芽したのではなく、秋に発芽したもののようです。
一株から複数の茎が伸びているものもあるようです。マウスを乗せた写真は、実生栽培苗の一番成長した姿に似ています。
カヤツリグサの仲間の繁殖が、ずっと気になっていました。カヤツリグサは根が多く、地表を覆うように伸びていました。この事は、再生畑の除草の時にも経験しています。セイタカアワダチソウの方が、ずっと除草は楽です。この根の表面部分まで湿り気を保っていれば発芽は大丈夫と思いますが、実生苗の根が順調に伸びてくれるか分かりません。
本当は、この時期に園内に入って撮影したかったのですが・・。調査許可が下りているとはいえ、それが出来難い立場にありますので木道脇から撮りました。
ついでに・・。
これは、実験場のサワトラノオを撮ったものです。以前の記事に、移植時の根の写真を掲載しました。サワトラノオの根は、白く太い根と細い根があります。そして太い根は、このように露出して光に当たると緑色になります。ダイコンのようですね。市の川小学校さんでは、この根に注目した研究もしています。
実験場で、移植時に撮った根の写真と、ワンカップのガラス容器で水中栽培していた時の写真です。太い根の付け根から芽が出て来ました。この辺りの事は、市の川小学校さんで進行中の研究がまとまりましたら、また紹介したいと思います。
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