ちょっぴり植物観察
義母の家に行った帰り道、日本平を通って清水に降り、東名~新東名で帰りました。
気になった植物を、ちょっとだけ撮ってみました。
途中で見た富士山です。邪魔な枝を剪定したいですね。
離れて見る富士山の方が雄大です。富士市に戻った頃には、上部は雲に隠れていました。
この辺りで気になるのは、シダ植物のヒトツバです。県中西部の方からすれば、「ヒトツバなんて普通に見られる」と思われるでしょう。ところが、富士市域に於いては、極限られた場所でしか見る事が出来ません。
ソーラス(胞子嚢群)は、葉裏一面につきます。全ての葉ではなく、ちょっと背が高く葉幅の細いものについていました。区別し難いですが、胞子葉と栄養葉が分かれているようです。
これは、蔓性植物のフウトウカズラです。この植物も、伊豆や県中西部では普通に見られますが、富士市域では限られた場所でしか見る事が出来ません。
カクレミノとトベラです。カクレミノは、富士市域では植栽を見るくらいですが、中西部では各所で見る事が出来ます。
場所が変われば、希少種も普通に見られる事が多々あります。逆もまた然り。私のように探索範囲の狭い者にとっては、RDBランクが疑問に思える事もあります。
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