登呂遺跡の樹木
登呂遺跡で見た常緑広葉樹を集めてみました。樹木も良く分かりません。シイやカシなどは特に苦手・・。
スダジイの葉です。初夏に花が咲き、翌年の秋にドングリが熟します。随分のんびりな植物ですね。
樹幹と枝を撮ってみました。この手の樹種は、行儀の悪い枝が多いようです。
こちらは、ウラジロガシです。葉裏を撮って見たけど、汚れていてあまり白っぽくありませんでした。槍の柄として使われたそうですが、素直な枝を探すのは難しそう・・。
次はシラカシです。当初は、樹皮が白いのかと思っていました。ところが樹皮は黒っぽく、白いのは中身(材木)です。実は、この材で作った武道具の杖を持っています。当時は「アカガシ」に対して「シロガシ」と呼んでいました。両方が繋がったのは、植物観察を始めてからです。
こちらは、アラカシのようです。殻斗ばかりかと思ったら、ドングリも少し残っていました。
そして、マテバシイです。本来の自生地は西の方で、潮害や公害に強い樹種だそうです。ドングリが、美味しい事だけよく覚えています。
最後は、備長炭の原料になるウバメガシです。若い葉の方が、鋸歯が目立つようです。
登場したのは、全部ブナ科でした。
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