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2019年12月16日 (月)

ジャノヒゲ

隣の家の石垣を見ると・・。

ジャノヒゲの葉が、何ものか食べられていました。これは、シカが食べたのだと思います。山野を歩くと時々見かけます。萌がマーキングするところは食べられませんが・・。

ジャノヒゲは葉が多く、このように半球状になっています。この季節に、葉をかき分けて中を覗くと、青い種子がついています。

青い球は、果実ではなく果皮が落ちた後の種子です。

ジャノヒゲとヤブランの種子を比べてみました。種皮の色の違いだけでなく大きさが違います。ヤブランの方が小さいですね。マウスを乗せると種皮を剥いた状態(胚乳)の写真になります。

こちらは、葉の長い変種・・ナガバジャノヒゲ(var. umbrosus)です。マウスを乗せると、似た環境に生えるヤブランに変わります。ヤブランの方が葉幅が広く葉の数も少ないですね。またヤブランの種子は、ジャノヒゲと違い葉の上に姿を現します。

キジカクシ科ジャノヒゲ属ジャノヒゲ(Ophiopogon japonicus (L. fil.) Ker Gawl.)。別名リュウノヒゲ。

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