ジャノヒゲ
隣の家の石垣を見ると・・。
ジャノヒゲの葉が、何ものか食べられていました。これは、シカが食べたのだと思います。山野を歩くと時々見かけます。萌がマーキングするところは食べられませんが・・。
ジャノヒゲは葉が多く、このように半球状になっています。この季節に、葉をかき分けて中を覗くと、青い種子がついています。
青い球は、果実ではなく果皮が落ちた後の種子です。
ジャノヒゲとヤブランの種子を比べてみました。種皮の色の違いだけでなく大きさが違います。ヤブランの方が小さいですね。マウスを乗せると種皮を剥いた状態(胚乳)の写真になります。
こちらは、葉の長い変種・・ナガバジャノヒゲ(var. umbrosus)です。マウスを乗せると、似た環境に生えるヤブランに変わります。ヤブランの方が葉幅が広く葉の数も少ないですね。またヤブランの種子は、ジャノヒゲと違い葉の上に姿を現します。
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