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2019年12月26日 (木)

2019年の思い出①(ハルザキヤツシロラン栽培実験)

一年は早いもので、今年もあと少し・・。思い出記事を書く時期に、なってしまいました。今年は、事情があって、6月頃からあまり山野を歩きませんでした。それでも、嬉しい出会いが幾つかありました。

一番目は、何と言ってもハルザキヤツシロランの開花です。

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2018年6月下旬の播種後、20日ほど経ってプロトコームが姿を現しました。同じ容器内でも、成長にかなりの差があります(2018年7月11日撮影)。

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左右で、同じ場所を撮りました。こちらも、根状器官の伸びたものと、ほとんど変化の無いものがありました(2018年7月21日と7月31日撮影)。

この後、クロやアキの容器に比べて菌糸の繁殖が劣るように思い、塊茎は常緑広葉樹の葉と枝で覆いましたので、暫く観察記録はありません。

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暫くぶりに覗いた、ハルザキヤツシロラン実生栽培実験容器の中に、1本の花径が伸びて来ました。でも、この時点でハルザキだという自信はありませんでした(2019年2月25日撮影)。

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あっ、この感じ・・クロでもアキでもない!多分ハルザキヤツシロランだ!でも、ここからが気を揉む時間が続きます。花が開くまでは、安心出来ません(3月13日と16日撮影)。

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蕾が横を向いて来ました。開花が間近な証拠です(3月19日撮影)。

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ついに咲きました!播種の翌年、花が見られるとは思いもしませんでした(3月22日撮影)。

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花の大きさに比べてか細い花茎が、この植物の気難しさを物語っているようでした。

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何とか花芯を撮ってみました。容器が小さいので、コンデジでも感撮りです。下手に花を動かすと首から外れそうだし・・。

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これが最後の花の写真です。少し経つと・・。

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3月27日に花が落ちました。その後、花被片は小さなカタツムリに食べられ、子房部だけがまだ残っていました(5月1日撮影)。

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花後に、何本かの根状器官がリター(堆積した葉や枝の部材)の上に伸びて来ました。数や位置からすると、未開花株のものもあるようです。来年への期待を抱かせてくれる変化でした(5月1日撮影)。

追記:アキザキヤツシロランとクロヤツシロランの果実

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ご質問を頂きましたので、アキザキヤツシロランとクロヤツシロランの果実を掲載します。上がアキザキヤツシロランで、下がクロヤツシロランです。

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コメント

kinkirakinさん、今晩は。
今日、ハルの容器を覗いて見ましたが、根状器官が少し伸びているだけで、花茎の姿はありませんでした。
二つの容器は、葉と小枝のリターで覆ってあるので、中の様子が見られません。
今年は、ダメかも?

お早うございます。

見落としていました。
他のヤツシロランとの違えが大きいですね。
大発見です。これは内緒(笑)にし置きます。
気にしていたのでスッキリしました。
これで二つの発見がありました。
ありがとうございました。

うーさん、お早うございます。
お久しぶりです。

クロヤツシロランとアキザキヤツシロランの自生地は、日本のランハンドブックで「関東地方以西」となっています。
でも、クロヤツシロランに関しては、東北地方でも発見され、新産地登録されているそうです。
静岡県内でも、分布域が拡大しているように思います。

竹林という事であれば、アキザキヤツシロランの可能性が高いと思われます。
ただ、クロと混生する事もあり、竹林に生えるクロで赤味を帯びた花を咲かせるものは、ベンガラヤツシロランの和名で品種登録されています。

慣れれば、果実での区別もできますが、花期に再訪して確認するのが一番確実だと思います。
果実の場合は、掲載写真のように果皮の色が違います。
花筒の色の違いにも通ずるものがあります。

ハルザキヤツシロランに関しては、まだ富士川以西でしか見た事がありません。
暖かい地域からハル→アキ→クロの順に分布しているように思います。

おはようございます♪

ご無沙汰しています。
山梨県レッドデータブックには、クロ、ハル、アキいずれも
記載されていません。(カテゴリーはありません)
南部の竹藪で花後に花茎が伸び花粉が付いてるのを、数カ所で
見ていますが名前の特定はできていません。
花後で名前を特定できるのでしょうか?
ご教示お願いいたします。

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