気になっていた野生ラン
気になっていたヒトツボクロの葉色の確認に行って来ました。
10月頃見た時の葉です。緑色ではなく、暗紫色を帯びていました。
比較のために、欠損した葉と穴あきの葉を撮ってみました。私は、時々見かけた暗紫色の葉を、変異だと思いカラス葉と呼んでいました。ところが、初秋に葉の更新があり、新たに出現した葉はみんな暗紫色で、時間の経過と共に緑色になる事が分かりました。
左は果実が生っていました。左上に伸びる果茎が分かりますか?葉裏を見ると、どれもまだ緑色でした。紅紫色になるのは、何時頃からだろう?
通常は、このような紅紫色です。
果実も残っていました。種子飛散はもう少し先になるのかな?
こちらはキンランの葉で、11月中旬と下旬に撮りました。実はこれも気になっていました。萌の散歩道で見るキンランは、とっくに地上部が枯れています。この違いは、共生菌への依存度の差でしょうか?この場所は共生菌が少なく、少しでも長く光合成をするためにギリギリまで地上部が枯れずに残っているとか・・。
左の果実は何だろう?コクランの果実かと思ったのですが、常緑であるはずの葉が見当たりません。右がコクランの果実です。明らかに違いますね。クモキリソウやジガバチソウも頭に浮かんだのですが、記憶している果実と違う感じがします。また、結実率の良さから、自動自家受粉するように思えます。もしかしたら、ギボウシラン?
今日は、笹刈とエンドウ豆を植え付けました。久々の笹刈の後に、畝作りとマルチングシートを敷き、エンドウマメの植え付けをやったので、とても疲れました。
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