キッコウハグマ
キッコウハグマは、比較的出会う事の容易な植物です。ところが、場所によっては閉鎖花ばかりで、開放花が殆ど見られない事もあります。この日は、開放花を見る事が出来ましたので、撮ってみました。
花茎の長いものは、閉鎖花ばかりで、短いものに開放花が見られました。この場所では、稀に花茎の長いものに開放花が見られる場合は、下の方に1~2個咲く程度でした。
老眼で近視なのでピンボケばかり・・。全てが開放花のものは、あまり見当たりませんでした。あっても、一茎に1~3個程度でした。
殆どの花は終盤を迎えていましたが、この花はまだ新しいようです。赤褐色の部分は、合着したオシベです。
頭花は、3個(稀に4個)の小花が集まっていて、花冠は深く5裂します。ところが、右の花は幅広の裂片があり、ちょっと変則なタイプですね。
こちらの花は、柱頭の先端が2裂して反り返っています。三段目の花は雄花期で、こちらが雌花期・・雄性先熟ですね。
実は、萌の散歩道の林にキッコウハグマが生えています。昨年・今年と何度も様子見してみましたが、開放花が一つも見られませんでした。この場所よりも、多少日照は悪いのですが、花茎は立派で沢山の蕾がついていました。少し明るい場所に移植すれば、開放花をつけるようになるのだろうか?或いは、栄養状態が良く大株に育つか、ある程度の歳月を経ると閉鎖花ばかりになるのだろうか?キッコウハグマに、聞いてみたいものです
※本日、Windowsを更新して以降、次のような不具合が発生しました。写真をクリックして拡大した場合、写真以外の所を再クリックすれば、元画面に戻るはずですが、最上段に移動してしまいます。以前も同じような事があり、原因が分からないままいつの間にか直りました。もしそうなったら、ご不便をおかけしますが、拡大写真の右上✖印をクリックしてくだされば、元画面に戻ります。
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