地域の山林探索
このところ、事情があって観察会には参加しておりませんので、時間の取れる時に少しずつ地域の山林を探索しています。魅力的な植物に出会える可能性は少ないですが、初心に戻っての探索は新たな発見もあります。
ヒノキに絡み付く、テイカカズラの葉です。苗や低い所に付く葉と上部の葉を見比べると、違う植物のようです。
このヒノキは、枝が横に伸びず幹に絡み付いたような感じです。どうしてこんな姿になったのでしょう?歩道脇には、タイアザミ(トネアザミ)の花が咲いていました。数えきれないほど花をつける大株より、こちらの方が好みです。
少し林内に足を踏み入れると、柄を伸ばしたクロヤツシロランの果実が目に入りました。障害物を除けて、少し位置を変えて撮ってみました。あまり変わり映えしませんね。一番長いものは、果柄が500mmほどありました。
果実を接写してみました。ラン科植物の種子は、一房の中に数えきれないほど詰まっていますが、無事に好みの共生菌と出会えて発芽生育するものは、極僅かです。そうでなければ、辺りがクロヤツシロランだらけになってしまいます。この植物を最初に見た林内は、当時よりずっと個体数が減っていました。自生地が少しずつ移動している・・そんな印象を持っています。
また歩道に戻ると、一株だけオカタツナミソウが花をつけていました。季節外れの花は、有難いものです。
私は、パソコンのセキュリティーソフトとして、ウィルスバスターを使っています。11月末が期限なので、1年版(3台用)を買って来ました。家にパソコンが複数台あると、各々のアップデートより安いし、3年版だと自作パソコンが壊れたり、機器を更新した時無駄になる可能性があるので、毎年1年版を買っています。
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