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2019年11月 5日 (火)

地域に生えるイチヨウラン

私の住む地域では、イチヨウランは、通常亜高山帯の針葉樹林に生えます。ところが、高度1,000mほど下がったヒノキ林に生える変りものもいます。その変わり者に会いに行って来ました。

初めての出会いは、2014年5月上旬でした。当初、一枚葉が三つありましたが、ある年の春に全て姿を消してしまいました。地際に葉の痕跡がありましたので、シカの食害ではないかと思います。諦め半分で、翌年様子見に行くと二つ姿を現していました。でも、その年は、花を咲かせませんでした。葉が無く光合成で養分を作る事が出来ませんから、地中の共生菌に依存して根茎だけで生きていたのではないかと思います。亜高山帯のある場所でも、同じような事がありました。

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今年も無事でした!イチヨウランは、秋に葉の更新があります。今年活躍した葉は、黄色くなってやがて枯れます。縁の波打った緑の葉が、新たに出現した葉です。

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新しい葉と古い葉を接写してみました。良く見ると、新しい葉の基部に花芽が見えます。葉の更新と共に、開花株は花芽を持って厳しい冬を迎えます。

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今年は、二つとも花芽を持っています。新しい葉と花芽は、褐色のオブラートのようなものに包まれています。

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イチヨウランは、こんな花を咲かせます。唇弁の形や萼片・花弁の立ち具合でかなり違った印象を受けます。特に、亜高山帯高域では、丈が短く萼片や花弁の立ち上がらない可憐な印象の花を多く見かけます。

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