ジイソブ果実の頃
午前中だけ、再生畑②へ行って来ました。台風で落ちた枝や葉を片づけて、100㎡くらいだけ耕運機で耕して来ました。鍬でやっていた時に比べれば、ずっと早くて楽です。素人農業でも、少し面積があると耕運機と仮払い機は必需品です。
ジイソブは、果実期になっています。面白い形でしょ?とんがり帽子の先端部が裂け、種子が飛散します。
同じ蔓なのに、このように熟して種子を飛散させているものもありました。右の中央付近に写っている、白っぽいものが種子です。果実の熟す時期がずれるのは、環境の変化に対応し、すこしでも種子の散布範囲を広げるためでしょうか?今年撒いても、発芽は来春になると思います。晩秋に熟す果実の種子は、多くがそうだと思います。
なんと、一輪だけ花が咲いていました。
図鑑やWebページを見ると、ジイソブとバアソブの特徴が幾つか挙げられています。でも、初めて見た時は良く分かりませんでした。時期をずらして観察すると、書かれていないような違いも分かって来ます。
最後に、ジイソブとバアソブの、一番分かり易い違いは種子です。黒い方がバアソブで、白い方がジイソブです。ジイソブは翼がありますので、風に乗り少し遠くへ飛ばされるようですが、バアソブは重力散布だけでしょうか?もしかしたら、種沈があってアリに運ばれるのかも?
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