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2019年10月28日 (月)

キノコ観察②

キノコ観察の続きです。変形菌はナシ・・。

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ヒメロクショウグサレキンです。このキノコに幾度か出会いましたが、いずれも落葉広葉樹林です。コナラなどの倒木が好みなのかな?

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こちらは立ち枯れした木に生えていました。見た目、美味しそうな感じがします。でも、名前が分かりません。

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上のキノコを下から見ると、幼菌の時に傘下に幕を張っています。右は、コナラなどの倒木に生えているモミジウロコダケでしょうか?

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こちらのキノコは、傘にヌメリがありました。右は隣に生えていて、ちょっと感じが違うけど同じキノコではないかと思います。

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以前、この木には沢山のキクラゲが生って、試食してみました。例によって家族は食べませんが、コリコリして美味しかったです。他のキノコに侵略され始めていますが、まだ少しだけ生えていました。

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落ち葉に生えていた小さなキノコです。ホウライタケの仲間でしょうか?

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以前は、このようなものに興味を示す事は殆どありませんでした。ヤツシロラン類の実生栽培実験で、菌糸の繁殖を気にしながら容器を覗いている内に、興味深く見るようになりました。キノコや変形菌の形態変化は、見方によっては種子植物よりずっと面白いと思います。
小学校低学年の子供たちの自然観察に付き合っても、種子植物よりもキノコへの興味の方がずっと高いように思います。傘のある姿(子実体)は、キノコの花のようなもので、ホンの一部だと説明したら、付き添いのお母さん方が驚いていました。

ところで、少し前のブログにも掲載したツチアケビの果実に関するお願いです。ツチアケビは多年草で、数年は根茎が生きているそうです。でも、地上部に姿を現し花を咲かせ結実すると、翌年には姿を現さない事が多々あり、簡単に見付ける事が出来ません。特別な事情があって、この果実を探している人がいます。私が知る自生地を何ヶ所か探してみました。花茎はドライフラワーになって残っていましたが、果実が付いていませんでした。花の時期に異変があったのか、熟す前に落ちてしまったのか分かりませんが、例年ならまだ残っているはずです。ご存知の方、下記アドレスにご連絡いただけると助かります。yamabudou@hotmail.com

富士市近郊で、ツチアケビの果実を見付けられた方、場所を教えて頂けませんか?

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茸と菌糸」カテゴリの記事

コメント

フジタケさん、今晩は。
何時も有難うございます。
助かります。

位置情報、無理を言って申し訳ありません。
メールは、まだ届いておりません。
送っていただいたのは、hotmailでしょうか?
もしかしたら、昔のwbsのアドレス?
こちらから、アドレスをメールしてみます。

遅くなりましたがキノコについて

立木に出ておいしそうな感じがしたのはセンボンイチメガサと思います。主な特徴はツバがありツバより下がささくれます。食菌となっていますが、よく似た毒きのこも有るので食べない方が無難です。

写真だけでは難しいですが見た感じモミジウロコタケのようです。

他は上からの写真だけでは分かりません。

シュスランの位置情報等メールで送りましたが届いたでしょうか?

菌ちゃん、今晩は。

数年前、愛鷹山の渓谷では、10月の半ばに沢山の果実をつけた株を見つけました。
その後、センサーカメラを仕掛け、氷柱が下がる頃まで赤い果実が残っていました。
そして、ある日突然全体が茶色くなりました。
探している人は、先日催促の電話が来て、多少黒くなっても良いと言っていました。
少し標高の高いところなら、見つかるかもしれないと思って探しています。

http://asitaka-yamabudou.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-e428.html

カゲロウランは、ギボウシランなどのクモキリソウ属と同じく、自動自家受粉するようです。
静岡市で、果実期に見たら沢山の果実が付いていました。
自生地の部材を使って、ヤツシロランの実生床と同じようにして、蒔いてみようと思います。
有難うございます。

こんばんは

得意の菌吉良菌ですね、粘菌クマクスもビックリですね。
処で今頃土木通果実遅いじゃん(?).。9月はじめ立派な
バナナを見つけ、最近再び訪れたら影も形もなかったです。
毎年同じ場所に出没するようですけど。
この正体不明なカゲロウラン?蒔いてみたらどうですか。
難発芽のカキラン二か月半で発芽しましたよ。ビンの中で
すがです。

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