イネ科植物の観察
台風が近づいているので、家族からいろいろな要望が出ています。忘れると五月蠅いので、メモ書きして一つ一つ片付けています。除草作業より大変・・。
久々に、サワトラノオの様子を掲載しようと思ったのですが、まとめが間に合いませんでしたので、後日といたします。台風対策と、日照対策を兼ねて、専用の栽培スペースを確保しました。
イネ科アシボソ属を探していて、良く出会う植物です。
ピンボケしてしまいましたが、これはヌカキビでしょうか?
近隣で出会えるアシボソ属には、アシボソとヒメアシボソ、そしてササガヤなどがあります。左はヒメアシボソの群生です。ヒメアシボソは、アシボソの芒の無い品種で、葉の形や葉鞘の毛など違いはありません。右はササガヤです。アシボソに比べてずっと小型です。ササガヤは、葉の中央付近が一番幅広なのに対して、ササガヤは基部付近が一番幅広です。
アシボソとササガヤの花序を比べてみました。アシボソに比べて、ササガヤの芒は弱々しい感じです。また、ササガヤの小穂の方が小さく感じます。また、アシボソは小穂の毛が目立ちます。
上段は、ササガヤの葉です。下段は、アシボソ(上)とササガヤ(下)の葉を並べてみました。こうして見ると、一部のWeb図鑑にあるように、アシボソの葉の方は中央付近が白いですね。ところで、アシボソは、高さが20~50cmとありますが、あちこち探していて、ずっと大きなものを見付けました。種子が完熟するまで株を傷めたくないので、剪定鋏を持って行って、一部を採取してみます。
分かったような事を書いていますが、「イネ科ハンドブック」や諸先輩のWebページを見ての判断です。間違っていたら教えてください。
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