ヒトツボクロの葉
家族の用事は、無事終わりました。昨日今日と、沢山の書類に署名・捺印をしました。現役時代にも、同じように幾つもの書類を作成しました。問題があるたびに、確認事項が増え書類も多くなります。いろいろな分野で、書類が複雑化しているようですね。「昔はもっと楽だった!」実感する昨今です。
ある植物の確認に行った時、ヒトツボクロの葉を見付けました。
葉の色が、通常のように緑ではありません。今迄、このような色の葉を稀に見た事はありますが、葉色の変異だと思って、カラス葉と呼んでいました。
少し色が薄いですが、こちらも・・。この場所では、緑色の葉が見当たりませんでした。
横顔です。葉裏の色も、一般的に見られる紅紫色ではありません。どうも、この葉は新しく出て来たもののようです。
まだ緑色の果実がありました。その株元を見ると、葉が見当たりませんでした。以前も、葉の無い果柄を見た事があります。
こちらが、一般的な葉です。「光沢のある深緑色、中脈は白色、裏面は紅紫色」とあります。
反則技で裏面を撮ってみました。
ヒトツボクロは、偽球茎があります。普通は地中に潜っていて見えませんが、稀に左のように露出している事があります。
右は、深山に生える一枚葉のコハクランで、同様に偽球茎があります。全てではないかもしれませんが、コハクランは秋に葉の更新が行われ、新しい芽が偽球茎の根元から伸びて来ます。その途中が膨らみ新たな偽球茎が出来ます。秋に、偽球茎の露出したコハクランを見付け、新しい葉を辿るとそのようになっていました。古い偽球茎の頭から出ていた葉は、黄色くなっていました。
ヒトツボクロと同じくらいの標高に生える一枚葉で偽球茎を持つサイハイランは、「開花の前後から葉を落とし、秋口に新しい葉を展開する」とあります。ヒトツボクロも、同等に秋に新しい葉が出て、若い内は上のように褐色がかっているのではないでしょうか?身近なところで見られる野生ランも、まだまだ知らない事が沢山あります。季節を変えて観察しなければ!
« 再生畑②の自然観察 | トップページ | イネ科植物の観察 »
「野生蘭」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- 晩秋の着生ラン(2020.11.28)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)











コメント