暖色系の花
午前中、再生畑①の草取りと畝づくりなどをして来ました。鍬を使っての作業は、仮払い機による草刈りより疲れます。
このところ山歩きの機会もなく、ネタ切れ気味なので、家の周りに咲く暖色系の花を集めてみました。
似た感じの花でしょ?左はサザンカ、右はツツジです。
こちらは、シュウメイギクとセイヨウシャクナゲです。シュウメイギクは、キクの名がつきますがキク科ではなく、キンポウゲ科イチリンソウ属になります。同属のイチリンソウやニリンソウなどと同じく、花弁のように見えるのは萼片です。
セイヨウシャクナゲと日本シャクナゲの見分け方は、葉裏の色で見るのが分かり易いと思います。葉裏が茶褐色で細かい毛が生えているのが、日本シャクナゲです。
バラとチェリーセージです。チェリーセージは、シソ科のハーブの仲間で「葉がサクランボに似た甘い香りがする」とあります。サクランボに似ているかな?ところで、この花の形はひな人形に似ていませんか?
最後は、咲き始めたばかりのクレマチスと、咲き残っているハゼランです。このクレマチスは、春と秋に咲きます。山野のキンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)も二度咲きすると面白いのに・・。この花も、シュウメイギクと同じく花弁のような萼片をもち、花弁はありません。キンポウゲ科はそういう花が多いですね。
ハゼランは、15時頃から咲くとありますが、雨や曇りの日は全開しない事が多いようです。咲き始めには、ある程度の照度が必要なのかもしれません。という事は、時期によっても開花時間が違うのかも?杉野孝雄先生の調査記録によると、16時頃に50%ほど咲いたそうです。浮島ヶ原自然公園に生えるミズオトギリも、午後から咲き出します。どんな理由と仕組みで、午後から咲くのでしょう?
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