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2019年10月13日 (日)

浮島ヶ原自然公園②

台風19号は、静岡県(伊豆半島)に上陸しました。昨日~未明まで暴風雨が続いて、眠れぬ夜を過ごしました。各地で、台風の被害が相次いだようですね。被害に遭われた方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

今日の記事は、浮島ヶ原自然公園の続きです。

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園内の木道脇では、シロバナサクラタデの花が目につきます。県中部からの来園者の方に、「此処のサクラタデは、色が薄いですね」と言われた事があります。シロバナ・・と言っても、左のように淡いピンクのものもありますが、こちらもシロバナサクラタデです。

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シロバナサクラタデは、雌雄異株です。左が雌花、右が雄花です。他の雌雄異株の植物と同様に、雌株は少ないと思います。

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そして、こちらの花も、彼方此方で見る事が出来ます。ミゾソバとアキノウナギツカミです。接写してみると似た花ですが、ミゾソバの方が大きな花です(上の写真はサイズが逆ですが・・)。

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ミゾソバの方が、花が良く開きます。

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アキノウナギツカミの茎です。ヌルヌルしたウナギも掴めるほど、鋭い棘という事で和名がつけられたようです。

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ゴキヅルの果実が生っていました。中には、右のような種子が入っています。熟すと、果実の上半分についている濃緑の斑点の色が薄くなり、全体的に黄色味を帯びて来ます。

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果皮が上下に割れ、2個の種子が零れ落ちます。面白いでしょ?

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左はヒメハッカの果実で、右はサワトラノオの苗です。

木道脇で、サワトラノオの実生苗を探したのですが、少ししか見る事が出来ませんでした。夏に重力散布された種子は、日照不足で殆ど発芽せず休眠(発芽抑制)しているのか、或いは、発芽しても生育できずに枯れてしまったのかもしれません。二房の花序(完熟果実)を採取して、実生発芽させた苗は100数十株になり、かなりな大きさに育ちました。一番生育の良い株は、脇芽も出て来ています。その違いを考えてみると、現状の自生地は日照不足で、好光性の種子は発芽できずに、アシを刈り採った来春に発芽するのではないかと思います。アシの刈り取りを早くして年内発芽させ、ある程度生育させた方が良いのかも知れません。ただ、刈り取ったための地温の上昇や、保水率の低下、冬の寒風による影響などを調べる必要はありますが・・。

個人的には、ヒメハッカも実生栽培してみたいと思っています。植物は、育てて見て学ぶ事が多々あります。

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