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2019年9月 9日 (月)

サワトラノオ観察記⑪

今週は、用事が詰まっていますので、先に書類作成や整理を行っています。今日の記事も、あまり変わり映えのしない写真ばかりですが、サワトラノオの苗の様子です。

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まだ、ポツポツ発芽してくるものがありますので、鍋焼うどんのアルミ容器はそのまま残してありますが、大半をプランター(400L×200W×150H)に移植しました。プランターの用土は、根の成長が一番良かった小粒赤玉土を8割下に敷き、その上に部材の細かい挿木・種蒔き用土を2割敷いてあります。一番小さな苗を接写してみました。

Ap9080587

「左」の小さな苗が密集しているのは、脱脂綿の実生床から避難させたものです。小さな状態で移植したのは、脱脂綿を抑えすぎたためか、根が下に伸びて行かず、丸まったり、横に伸びていたため成長が遅かったからです。

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「中」と「右」の接写です。株間がこのくらいで良いのか分かりませんが、「中」はこのまま開花を目指そうと考えています。「右」は、来年3月頃ピッチを広げて植え替える予定です。こんなに発芽・生育するとは思わなかったため、用土やプランターが足りなくなってしまったので・・。

Ap9080606

実生栽培実験容器の、現在の様子です。脱脂綿の実生床から避難した苗は、リスクを承知で昨日更にピッチを広げて植え替えました。最上段の「右」と同じくらいにしたつもりです。

Ap9080615Ap9080616

大きく育った苗を接写してみました。開花時期に見る葉とは、別種のようですね。センブリと同じく「ロゼット状の根生葉のまま越冬する」ようです。以前から気になっていたのですが、葉裏の斑点は何?病気かと思ったのですが、小さなものも含めてどの苗にも見られます。

サワトラノオ観察記は、これで一区切りしようと思います。これまでに分かった事などを、まとめ始めています。

サワトラノオの種子採取は、行政担当窓口の許可を得て行っています。

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