調査で出会った植物
市内の山林に、ある植物の調査に行って来ました。花の時期だけでなく、季節を変えてその変化を見るのも楽しいものです。調査植物?それは秘密です。
この辺りでは、かなり前に咲き始めたツリフネソウの花が、まだ咲いていました。そして、ヤマホトトギスの花が終盤を迎え、ホトトギスの花期に移り始めたようです。
少し暗めの林内で目につくのは、シロヨメナの花です。そして、日当りの良い林道脇には、オトコエシの花が咲いていました。萌の散歩道にも咲くこの花は、思ったより長持ちするようです。そういえば、最近オミナエシの花が見られなくなりました。
近くに行ったついでに、ベニシュスランの果実を探してみました。以前から思っていたのですが、開花株が多い割に、果実を見るのは比較的稀です。薄暗い林床に生え、アヒルの嘴みたいな花をつけるのに、自動自家受粉ではないようです。この植物も、蕾は上を向き、花は横を向いて咲き、果実は上を向いて熟します。ご苦労な事です。
ベニシュスランの葉の斑も、見歩くと結構綺麗なものがあります。どちらも色が明るく、新たに出現した若い葉でしょうか?
明日は地区の秋祭りです。準備などを手伝いに行きます。なんとか天気が持ってくれると良いけど・・。
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aymuさん、今日は。
富士で見られるツリフネソウは、この普通種とキツリフネだけです。
ホトトギスは、実生で庭のあちこちに生えています。
白花もあったのですが、最近姿を見ません。
ココログが、なおって良かったです。
これから、祭りの売り子をやります。
投稿: やまぶどう | 2019年9月28日 (土) 15時35分
やまぶどうさん おはようございます。
このツリフネソウの画像鮮やかですね。
同じカメラで何でこうも良く撮れるのかです。
ツリフネソウにも種類があるようですがこれは並みので
しょうか。
数種類のホトトギスを庭に植えておくとやたら交配して
面白いですね。確かに最近、林道歩いてみてもミソ花は
ないですね。このオトコエシはラッキョウの花かと思いま
したよ。盆踊りは秋の祭りでは、ですよね。
忘れました(笑)。
お陰様でココログ治りました、おおきにです。
投稿: ayumu | 2019年9月28日 (土) 07時18分