八幡山の植物
再生畑②は、アプローチ道路と駐車スペースの草刈りだけでも、半日近くかかります。姿を現し始めた、ヒガンバナの花茎に注意しながら、刈って来ました。
今日の記事は、静岡市駿河区にある八幡山の植物観察です。八幡山には、駿河守護今川氏によって八幡山城が築かれました。後に若き日の北条早雲(伊勢新九郎)が修築して、その麓に居を構え駿河の警護に当たっていたそうです。城址は、標高約63.7mとあります。体力の無い私向きの散策コースです。
左はナギの木です。初めて見た時、この樹種が頭に浮かびませんでした。こんなに太いナギの木を見た事が無かったからです。ナギは雌雄異株です。この下には、彼方此方に苗が生えていましたので、雌木のようです。右も、最初は分かりませんでした。静岡市では、こんなに太いイヌマキの木を何ヶ所かで見る事が出来ます。枯れているような感じでしょ?
遊歩道脇に一枚葉のシダが生えていました。ヘラシダです。静岡市に比べて富士市では、ずっと稀だと思います。
さて、苦手なシダです。左は、あまり見かけないような気がして撮ってみました。アマクサシダに似ています。右は、ノコギリシダと思ったのですが、表面から見るソーラスの影が点状です。フモトシダにしては、葉が厚く艶があるように見えるし・・。名前の分かる方、SOSです。
これは、タンキリマメかトキリマメか?葉の形からタンキリマメだと思います。
クモの巣だらけの、獣道のようなところに生えていました。卵形の葉ばっかりだ・・。
花を接写してみました。葉や茎に軟毛が生えているのと、基部に緑色の斑点があるので、ヒヨドリジョウゴだと思います。アサガオのように切れ込みのある葉が見当たらないのは、まだ若木だからだと思います。
左は、ヌスビトハギの集団です。右は、我が家の周りでは見る事の出来ないハナミョウガの果実です。やがて赤く熟します。
ヌスビトハギの花とギンミズヒキの花です。ヌスビトハギは、花だけ写すと萌の散歩道で見るヤブハギと似ています。私は、葉が下の方にだけつくヤブハギの草姿の方が好みです。
最後に、ササクサの花穂です。ここのササクサは、萌の散歩道より丈が大きい・・。
明日は天気が悪いようなので、依頼されていた書類と写真の整理をする予定です。PC作業も、面倒(苦手)にならないようにしなければ・・。
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