ハコネサンショウウオ調査②
ハコネサンショウウオに、もっと近づいて観察してみました。苦手な人もいると思いますが・・。
中と小の容器に入っているハコネサンショウウオには、このようにエラがあります。エラがあるのは幼生の証です。幼生は、水の中で生活しています。
次に、大きなハコネサンショウウオの入った容器を覗くと、エラのあるものと無いものがいます。右はエラの無いものを別の容器で観察してみました。目が飛び出していますね。成体になると、エラが無くなり目が大きく突き出して来ます。
今回は、成体を沢山捕まえました。日本産のサンショウウオの仲間で唯一、成体になっても肺を持たず、皮膚呼吸するそうです。
もっと近づいて見ると・・。ちょっと不気味ですね。
以前、捕まえた成体の写真も掲載します。なんか、イモリみたい・・。
泳いでいる時の様子です。写真がピンボケしてしまったため、画家「Photo shop」に描いてもらいました。前足が可愛いでしょ?
調査エリアは、安全を考慮して駐車スペースから近い場所を選定して行っています。ハコネサンショウウオは、どの辺りまで生息しているだろうと思い、数年前に水の無いところまで渓流を遡行してみました。左が水の見える最上部です。そして、右がこの辺りで確認したハコネサンショウウオです。調査エリアから数時間上った辺りにも、生息する事が分かりました。まだ無事でいてくれると嬉しいけど・・。
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