田園地帯の植物観察①
今日は、重なった用事を一つ済ませ、親戚の田圃へ藁を貰いに行って来ました。もう一つの用事は、嫁さんが対応してくれました。今夜は「借りてきた猫」で過ごします。
山間部に住んでいると、田園地帯で普通に見られる植物も目新しいものばかりです。
稲を刈るタイミングは、天候はもちろんですが、昔は人手、今はコンバインが借りられるかで決まるようです。穀物の刈り取り、脱穀、藁の結束まで機械がやってくれます。昔、鎌での刈り取りを手伝った事があります。その度、腰が痛くて「もう二度と手伝うものか!」と思いながら帰宅した記憶があります。
頭を垂れる稲穂を見ながら、これから刈る農家はやきもきしている事でしょう。農道脇に生えているのは、細いからヒメトクサでしょうか?初めて見た時は、スギナの上に、ツクシの頭がついているような不思議な植物だと思いました。
畦道を探索していると、ガガイモが数株生えていました。そして、右はカワラケツメイかクサネムか?
花色から、クサネムのようです。小さいけど、こうして見ると綺麗な花です。風が強く、何枚撮ってもピンボケ・・。
水路脇の土手に群生しているのは、多分オオオナモミだと思います。オナモミは、環境省RDBで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。何処かで出会いたいものです。
とっても小さなアサガオの仲間が咲いていました。マメアサガオだと思います。右に写っている紫色の小さな花は、キツネノマゴです。Web図鑑で見るマメアサガオの葉と形が違いますが、このように3裂したり変化が多いようです。
接写してみました。オシベ5個、花糸は白色、葯は紫色。ルコウソウなどもそうですが、ヒルガオ科の帰化植物の花はどれも綺麗ですね。その上丈夫だし、増え続けるわけです。
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