エノキグサとクワクサ
今日は予報通り雨降りでした。午前中、買い物などの用事を済ませて帰宅すると、萌はハウスの中で大人しく寝ていました。
家の周りや再生畑に生えている除去対象の植物も、少しは名前を覚えようと思っています。エノキグサとクワクサ、興味を持って観察しなければ、私には同じように見えてしまいます。
左がエノキグサで、右がクワクサです。並べて見ると、葉の形が違いますね。エノキグサはエノキに似た葉を、クワクサはクワに似た葉をつける事から、其々の和名が付けられたそうです。
左がエノキグサ、右がクワクサです。
エノキグサの花序は、葉腋につきます。「花序の上部に小さな雄花が穂状につき、その基部に編笠のような総苞に抱かれた雌花がつく。」とあります。雄花の大きさは、花序ごとに様々で、この写真のように「穂状」と思えないようなものもあります。
こんなに長いものもありました。
こちらは、クワクサの雌花と雄花です。山渓の図鑑には「葉腋に雄花と雌花が混じってつく」とありますが、この花は別々のように見えます。左が雌花で、紅紫色の糸状の花柱が見えています。右は雄花で、蕾の時はオシベが内側に曲がっています。
どちらの植物も、図鑑やWeb写真で見ると、茎などが暗紫色を帯びています。でも、掲載した写真の個体は、ほぼ緑色です。色違いがあるのか、生える環境によって違うのでしょうか?
私のブログ記事は、図鑑や諸先輩のWeb記事を参考にして、人に尋ねる事は殆ど無く書いています。植物の名前や、掲載内容に間違いがあったら教えてください。
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