再生畑②の植物
再生畑②の草刈りと草取りに追われています。3,000㎡を超す面積がありますので、素人作業では除草が追い付きません。
2017年には、こんな状態でした。奥行きが無いように見えるかもしれませんが、手前に積んだ伐採木から奥に見えるヒノキ林まで、30mほどあります。一列の伐採が、数日かかりました。
まだ笹と茶ノ木の伐採が少し残っていますが、終ったところを少しずつ耕し始めています。右は、倒壊した親木が残したキリの赤ちゃんです。秋になったら、移植する予定です。
イヌビワの木が生えていましたので、伐採せずに残してあります。ビワの名がついていますが、イチジクの仲間です。偽果は熟すと食べられますが、あまり美味しいと思えません。
コカモメヅルは、次々と花を咲かせています。良くエネルギーが持つと感心します。右は、カラスザンショウの花です。大きな木なので、今迄間近で花を見た事はありませんでした。
オニドコロの花です。自然薯などと同じく雌雄異株で、左は雄花、右は雌花です。雄花の方が密に沢山つきます。雄花序は上に向かって伸び、雌花序は下に向かって伸びます。面白いですね。
左はヒヨドリジョウゴの花です。葉や茎を見れば分かるのですが、花冠の基部に緑色の斑点があるのも特徴の一つです。良く似たマルバノホロシは、淡緑色ですが斑点状になっておりません。右は、隣の耕作放棄地に生えていたボタンヅルの花です。
原野と化した耕作放棄地を彼方此方で見かけます。小規模のスギ・ヒノキ林も、手入れされず雑木が繁茂しています。我が家の再生畑も、私が動けなくなれば、また最上段の写真のようになってしまいます。こういうところに行政の視点が向けられ、有効に活用出来るようになれば良いのですが・・。農も林も現行の組合さんでは、無理だと思っています。
« サワトラノオ観察記⑧ | トップページ | ギンリョウソウ »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)













コメント