ヤマホトトギス
今日は、事情があってブログ記事の投稿が遅くなりました。
少し前から、近くの山林でヤマホトトギスの花が見られるようになりましたので、撮ってみました。
蕾の様子です。良く似たヤマジノホトトギスの花は、葉腋にほぼ単生するのに対して、ヤマホトトギスは散房状に枝分かれしてつきます。
花の様子です。ヤマジノホトトギスは、花被片が開出する(反り返らない)のに対して、ヤマホトトギスは、花被片が反り返るとあります。でも、良く見るとヤマホトトギスにも反り返らないものが見受けられます。
ヤマジノホトトギスは、花糸や花柱の基部に斑点がありませんが、ヤマホトトギスは、斑点のあるものと殆ど無いものがあります。この場所もそうでした。斑点の有無だけでは、区別が難しい事になります。
同じ場所でも、個体毎に花被片の斑点が違っています。
こちらは、もう少し遅れて咲くヤマジノホトトギスです。愛鷹山系では、ヤマホトトギス、ヤマジノホトトギス、ホトトギスの順に咲きます。私の探索エリアでは、ヤマホトトギスに比べてヤマジノホトトギスは丈の低いものが多いように思います。
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