オオバナオオヤマサギソウ
今日は、市内各所のお墓参りに行って来ました。一番標高の高い所にある森林墓苑も暑かった!
今日の記事は、富士山麓某所に生えるオオバナオオヤマサギソウです。数年前に見た時は、かなりな個体数があったのですが、開花株は殆ど採取されてしまいました。
辛うじて残った株が、二つ花を咲かせていました。
少しでも、残っていて本当に良かった!このまま、無事結実してくれれば、また子孫を残してくれると思います。
母種のオオヤマサギソウとの違いは、花の大きさなどだそうです。特にオオヤマサギソウの距は1.5~2cmで横に突き出るのに対して、オオバナオオヤマサギソウの距は3~4cmで下を向くそうです。以前測った時、2.5cmなんて微妙なものも見かけましたが・・。
花を接写してみました。
諸先輩のWebページでは、シカの食害により減少していると書かれています。確かに、それも大きな要因の一つだと思います。数年前の春に、この場所から姿を消したのを見た時、私もシカに食べられたと思いました。ところが、シカの食害なら食べ残した茎などの痕跡があるはずです。それも全然見当たりませんでした。しかも、他の下草に埋もれる様な小さな個体も姿を消していたのです。シカ対策だけでなく、人対策も重要な問題だと思います。
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