庭に咲く花
今日は比較的涼しかったので、屋外作業を考えていたのですが、提出期限の迫った不法投棄監視パトロールの報告書を作成しました。一月はあっという間です。
山野に咲く花も良いですが、長年庭で咲いてくれる花も、特別な思い入れがあって良いものです。
父親が裏庭に植えたシロバナカノコユリです。増えたと思ったら、病気で姿を消してしまったり、なかなか気難しい植物のようです。
左は分球(栄養繁殖)ではなく、実生で育ったシロバナカノコユリです。沢山の種子が飛散したはずですが、本来の自生地ではないため苗が育たないのか、親株以外の所に姿を見せたのはこの一株だけです。右は、母種のカノコユリです。
次は、増えすぎて困っているオニユリです。毎年、沢山のムカゴが葉腋につき、どんどん勢力拡大しています。見方によっては、タカサゴユリと争うくらいの繁殖力を持っています。
初めて、紅色のフウランが咲きました。富貴ランの銘品「朱天王」ではないかと思います。品種にもよりますが、フウランの仲間は成長が遅いので、初花を見るまでにかなり年数がかかりました。
フウランは、夜になると香りが増します。スズメガの仲間を、呼び寄せるためだそうです。夜来香などと同じですね。
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アユムさま、今晩は。
今日も暑かったです。
富貴ランや長生ランなど古典園芸植物を栽培している人は、変な拘りがあるようですね。
銘品の株分けでないとダメだとか・・。
気の遠くなるような歳月をかけて育てるので、びっくりするような価格になるのも頷けます。
最近では、ホームセンターなどで安く買えるようになったので、我が家にも少しだけあります。
でも、植え替えが面倒なので、イヌマキなどに着生させています。
投稿: やまぶどう | 2019年8月11日 (日) 18時33分
残暑厳しいです。
このフウラン紅色と言うより紫で良いですね。何時も思う
のですが昔ハイテク無かった頃に交配して野生のフウラン
の鉢に蒔いたのかな~富貴ラン。今は無菌の時代なのに
誰もやらないね。このへんが何とも解せないね~。
恐ろしい月日の経過、ハイテク何のそのでしょうか。
投稿: アユム | 2019年8月11日 (日) 12時59分